ayakonoheya’s diary

日々のことを、ありのままに

日々カルテ

2022年2月24日(金)くもり

月曜日くらいから心がざわつき、きのうがピークだったかもしれない。
自分が発狂するタイミング、落ち着くまでの過程などをつかむためにこうして詳細を記している。まるでカルテに書き込むように。

乱れた部屋・・・息をするのが精一杯の精神状態

きのうは1日中、自分の心と体を制御できなかった。
ちなみにきのう2月23日(木)天皇誕生日の私の行動記録。

8:00 息の仕方がわからなくなり、知らない街を夢遊病のように彷徨う。

13:00 赤ちゃんのようにわんわん泣きながら、母に電話。通話時間48分16秒
その後も内容は覚えていないのだが16時すぎに8分25秒の電話
19時すぎに21分13秒の電話 

この19時すぎの電話は「息苦しくて怖くて、家に帰るのが怖い」という内容だった気がする。

 

狂気じみたラインも、数人に送っている。
「吐き気とめまいがする」

「心拍数もおかしい」(と言いながら、測ると1分間に84回だったので正常値)
「帰れない、風呂に入るのもこわい、行くべき場じゃないところをうろつく とにかくここ数日、日常生活がまともにできなくて 息切れ、動機・・・大パニック 一気に大波のように押し寄せてきた」など。

 

あとで読み返すと気づくことがある。ラインを送っている本人(私)は、もう溺れて死ぬかもしれないという気分で書いているのだが、受け止める方は、酸素のたくさんある陸で、冷静に私を見ているということに。

逆の立場で友人が相談をしてきたとき、友人がパニックになっているときほど私は冷静だ。決して冷たいわけではなく、それくらい当事者と相談相手の間には温度差があるということだ。

 

「眠れなくて苦しい」という男性に、元気な私は「いいじゃん!私なんてすぐ眠るから羨ましいくらいだよ。本も読みたいし勉強もしたいのに、すぐ寝ちゃって嫌になる。眠れない時間を有効活用すれば、人生、豊かじゃない?」と言ってしまったことがある。その人は「ちがう。眠れないって苦しいんだよ。ずっとずっと苦しいんだよ。その時間に何かできるとかそんなことじゃないんだよ」と言っていた。

今、やっとあの男性の気持ちがわかる。愚かなことを言ってしまったと思う。

心を病んだ人間と、心身とも健康体の人間の間には、大きな隔たりがある。

まさに溺れて藁をもつかみたい人と、陸で元気に息をしている人くらい違うのだ。

 

死にそうな勢いで苦しんでいる私を見て母が「そういえばラジオの占いで、自殺したいという人が相談していたよ」と言うので「ああ、その手があったか・・・」と思った。

21:00 高校時代からお世話になっている占い師に電話をした。予約していないのでつながれば縁があったということ。駄目なら諦めよう。ドキドキしながら電話をすると、割と早く「どうした?絢ちゃん」と電話に出てくださり、仕事の事、恋愛の事、話は多岐に広がっていった。

15分1万円の大先生なのに、その4倍ほどの時間を割いてくださり「今度来た時、1万円払ってくれればいいよ」と言ってくれた。
今後私がどうしていくべきかということはわかってきたのだが、私がまるで気づかなかったつらいことも指摘され、胸が締め付けられるような思いもした。

 

電話をした後も息が苦しい感じは変わらず、お風呂に入るのが怖い感じもぬぐえない。占いの結果で気になることがあり、彼にラインしたのだが、元気な彼はぐーぐー寝ており既読にならず。熟睡しないまま朝を迎える。

 

24日(金)8:30 彼から電話がかかってきた。
「シャンプーが怖い」と言うと、彼は「美容院方式で、湯船の中で顔をつけずに上向きで流したら」と言った。シャンプーはそれでしのいだが、洗顔はどうしてもお湯に顔をつけなければならず、一大決心のもと行われた。

 

はたと「これはパニック障害では?」と思った。
ネットで「パニック障害」と打ってみると。原因も、症状もほぼ一致する。
突然の動悸、呼吸困難、吐き気、耐え難い不安発作。
危険や危機でもないものにまで不安や恐怖を感じ、日常生活に支障が出る。

100人に1人かかる、みたいなことも書かれていて「まあまあ高い確率だな」と思う。
「電車に乗れない」という人がいることは聞いたことがある。
私の「部屋に帰れない」「風呂に入れない」という症状は、それの派生系か―。

 

私はこれまで「時間」や「根性」をベースに、心の苦しみを解決してきたが、この時代、いよいよ心療内科や精神科に行った方がいいのでは、とも思えてきた。

 

午後からは取材があったので、その場ではいつも通りの私でいられた。
私にとって番の薬は「取材」と「原稿書き」ではないかとも思えてきた。
帰りに有磯海PAで、富山ゴールドラーメンと有磯海SA上りオリジナルの塩ブラックミックスソフトクリームを食べた。ああ、おいしい・・・
きのうは何も食べられなかったのに、きょうはおいしい。

入善ジャンボ西瓜のさん俵作りの取材 楽しかった!

24時間ぶりくらいの食事 富山ゴールドラーメン(白湯スープ×魚介エキス)

珍しいから、食べてみた 

 

20:00 ブログを読んだちーちゃんから電話がかかってきた。
「絢ちゃん大丈夫?あしたもちつき大会あるけど、一緒に行かん?もちろん体調すぐれなかったらドタキャンして!」と。あすは心療内科に行こうかと思っていたのだが、ちーちゃんとのもちつき大会に魅力を感じ始める。

 

心療内科ともちつき大会、どっちにしよう・・・」

心療内科ともちつき大会。すごい取り合わせ、前衛的だね。インスタレーションみたい。そんな風に気にかけてくれる友達がいるなんてありがたいことだよ。もちつき行っておいで」

ものすごく変な会話である。「カレーとラーメンどっちにしよう」的なノリで「心療内科か、もちつき大会か」と真剣に悩んでいるのだ。こんな並列どこにもない。