ayakonoheya’s diary

日々のことを、ありのままに

診断書と『戻れない日常』

2023年2月25日(土)くもりときどき雪が舞う

 

きょうは餅つき大会に行くため、10:00にちーちゃんが迎えにくる。
いつもなら心躍る予定なのだが、あまり睡眠がとれていないせいか苦しい朝だ。
8:30に起きて準備をしようとするが、やはり動悸がやまない。

 

やばいかも。95%餅つき大会に行く気でいたのに、また心療内科の線も捨てられない体調になってきた。

 

どうしよう、どうしよう・・・彼に電話をかけてみる。
「今も動悸がしてて・・・うげえぇぇぇぇ。餅つき大会に行きたいし、ちーちゃんにも会いたいのに・・・泣 水が怖いし、顔洗うのも怖いし、ああ、げぼも吐きそう・・・うげえぇぇぇぇ」

 

実は私にはある目的があって、きょう心療内科に行こうとしていたのだけれど、その目的を人に話したときに「それは無理筋だよ」と言われた。私の書いたシナリオは自分に都合のいい解釈で書いた筋で、現実はその通りに行かないと。

 

おまけにどこの病院がいいのか、そこまでどうやって行くかなど、考えなければならないことが多く、そもそも予約なしで駆け込んでいいのかどうかもわからなかった。

 

彼も「傾向や対策を知るために、プロに見てもらうことはありだと思うけど、急がなくてもいいかもね」と言ってくれた。

きょうは自力で病院に駆け込むより、迎えに来てくれたちーちゃんの車に乗った方が
自分自身が楽だと思い、命からがら風呂に入り、身支度をし、約束の時間を迎えた。

 

ドライブ中、車窓に雪が舞っていた。

 

餅つき大会はJA高岡農産物直売所『あぐりっち』が閉店することに伴い行われるイベントだった。ここに通い詰めていたお客さんたちが、とても残念そうにしている。

併設されるジュン ブレンド キッチンは直売所が閉店したあとも営業を続けるそう。

 

ちーちゃんが「ここのサラダランチが絶品ねんて!サラダだけでお腹膨れる?って思うかもしれんけど、めっちゃ満足するよ」と言っている。
野菜それぞれに違う味がついている。そしてキャベツにかけられたドレッシングが美味しい。ここはチキン南蛮定食も人気なので、チキン南蛮は持ち帰りにした。

ジュンプレンドサラダプレート 1200円

健康的なメニューたち

店じまいする直売所

この感じ、ファンも多かったよう

きなこもちにして振る舞われました ほちゃほちゃで美味しかった

少し「気持ちが落ち着いてきたかな・・・」というときに私の心をざわつかせる着信が入り、精神状態はもとの木阿弥に。不躾な人。がさつな人。とても嫌い。

 

六角堂でお茶をしながら、ちーちゃんが話してくれたことがとても興味深かった。

「私も手足が震えてどうしようもなくなったことがあったんだ。そのとき心療内科のお医者さんからは『とりあえず朝起きて、仕事に行き、帰ってきて風呂に入り、寝るという、規則正しい生活を崩さないでください』って言われたの。すごく優しいお医者さんだったけど、診断書は書いてくれんかった。『診断書を書いてしまうと、もう戻れなくなるので書きません』って言われたんよ」と。

 

「もう戻れなくなるー」


その言葉の深みが、すっと心の中に入ってきた。

その通りかもしれない。確かに一度、日常のよしなしごとからフェードアウトすると
戻るのが難しいことは、想像に難くない。

新湊の人気カフェ六角堂

畳屋さんを改装したカフェ

コースターは畳のへりの部分

お手洗いがすごくて・・・

畳の機械が見られるの

香りもよくて量もたっぷり

そのあとすてきな古本屋さんにも寄った。本は大好きだけれど、今はあまり新しい情報を入れる気が起きなかった。ああ、自分は弱っているんだなと思った。

ここが・・・古本屋さん ひらすま書房

すてきな配置

センス感じる・・・本たちも嬉しそう

きょう1日、やはり本調子ではなかった。ランチのときも少し動悸がし、お茶は抜群に美味しいのに、そのお茶に溺れそうになる感覚はぬぐえなかった。

きょうあったことを、45分ほどかけて母に電話で話した。

苦しかったけど、家にずっといるより絶対によかった

あまり眠れていない日が続いていたことから、20:00ごろ横になる。

一度夜中の0:00に起きて、また朝の8:00ごろまで寝た。

★「診断書を書くと戻れなくなる」という言葉は、そのお医者さんがちーちゃんを見て判断したもの。その医師が絶対に診断書を書かないというわけではありません。あくまでも診断の一例です。