ayakonoheya’s diary

日々のことを、ありのままに

魅惑のナイトバイキング 2022年夏休み①

2022年7月26日(火)晴れときどき曇り 金沢31.9℃

 

「ぶどうの森のサマーナイトバイキングを予約したよ」と、妹から連絡が入った。

バイキングに「サマーナイト」が付くと、さらに甘美な響きに聞こえるのは私だけだろうか。よくよく考えれば、夏の夜にバイキングを食べるだけの話なのだが。

 

3年ぶり、行動制限なしの夏。

妹と甥と姪が金沢にやってくる。

私も1週間余りの夏休みをとるべく、やるべき仕事や雑用をブルドーザーのような勢いで片付けてきた。

この里帰りのメインイベントは、山代温泉 森の栖リゾート&スパへの宿泊だ。

その前日にナイトバイキングで前夜祭。バイキングなんて久しぶりの私は、これもひとつのイベントとしてとても楽しみだった。

みんな揃った!2022年夏

お城を見るのも初めて

これが写真展のメイン作品だよ 映えるから撮ってあげる~♪

17:00予約。お昼を抜いておなかぺこぺこで行こうと、みんな息巻いている。

イタリアンカフェぶどうの森のバイキングは、まずサラダが出てきて、それを食べながらオーダーを決めるというスタイルだった。テーブルオーダー制で、時間制限は90分。

 

メニューは、大海老の石窯焼きに、チキンのトマト煮込み、サイコロステーキ、パスタ各種、ピッツア各種、オムライス、アイスと、デザートも含め約30種類。

バイキングの達人である妹が中心となって、メニューを決めていく。

参加者は、シニア割引料金の母と、私、妹、姪の女性4人だ。

お気楽な4人組 バックにはブドウ畑

ブドウが実っていました

このサラダをいただきながら、オーダーを決める

バイキングって好きだけれど難しい。後悔ないよう色んな種類の料理を食べたい欲はあるが、調子に乗って頼みすぎるとおなかが爆発する。

 

妹は無類のバイキング好きのようだ。特に出産直後や、子育て中はバイキングに行きたくて行きたくて仕方なかったという。自分では絶対作れない種類の料理が、一気におなか一杯食べられる幸せは、何ものにも代えがたいという。

 

妹はバイキングにまつわる名言を次々に繰り出してくる。

 

「バイキングは気を遣ったらおしまいねんて。食べ放ちに行くんやから」

 

えっ、何々!?「食べ放つ」って何??すごいワードである。これまでの人生で使ったことがない。

 

さらに「子連れのバイキング仲間は戦友なんだよ」とまで言うではないか。

ママ友とバイキングに行くときは、1分1秒も無駄にせぬようママ同士で強力なタッグを組み、子どもを見る役、料理を取りに行く役を交代で行い、とにかく食べたいものを食べ放つらしい。「子どもの前には、ポテトとウインナーを山盛りにして大人しくさせる」というママならではの裏技まで教えてくれた。なるほど。今後、役に立つことはなさそうだけれど、なるほど。

 

ラストオーダーの時間がきた。

店員さんが「きょうのアイスは、バニラアイスと、檸檬シャーベットでございます」という。

母と私が「どっちがいいかね~」と悩み出すか出さぬかのタイミングで、妹が「両方、それぞれ4人分お願いします」と言った。

そうだ、これはバイキング。別にどちらか選ぶ必要もないのだった。

 

冴えわたる妹の采配で、実にバラエティー豊かなバイキングを楽しめた。

結局4人で約30種類中、9皿の料理と2種類のアイスを食べたことになる。

※せっかくなので、すべて載せます⇓

①姪っ子が好きなマルゲリータ

②小柱と夏野菜の塩糀めんたい

③豚トロベーコン「グアンチャーレ」と とうもろこしのペペロンチーノ

④女性人気NO1.「ニョッキ」ゴルゴンゾーラソース

⑤本店限定!大海老の石窯焼き(+200円)

⑥ジューシー!サイコロステーキ(+500円)

⑦自社ベーコン使用のピリ辛アラビアータ

⑧お子様大好き!ポテトフリット

⑨シンプルが一番!ペペロンチーノで締め

 

そして・・・デザートアイス2種×4人分

大満足のバイキング。帰り際店員さんが、向こうの方に丘がありますからお散歩したらいいですよ、と教えてくれた。

ぶどうの森では、約10年前から周辺の耕作放棄地を、農園へ再生する活動を始めている。「ラシェットプロジェクト」と呼ぶらしい。確かに周辺は人の手が入った、すばらしいエリアに生まれ変わっていた。

丘の上で・・・

19:15ごろ 素敵な時間

夏休み1日目、妹のバイキング魂に触れた鮮やかな幕開けだった。

 

2022年夏休み②につづく