ayakonoheya’s diary

日々のことを、ありのままに

休みの過ごし方① 

2021年7月13日(火)くもりときどき雨

 

平日休みが取れると、「やったぁ!休みだ」と前夜からウキウキする。何をしようか、どうしようか、などと思うものの、実際休みの日を迎えると、びっくりするくらい何もしないまま過ぎていってしまうことがある。

 

「休みだし・・・」と思って9時過ぎまで寝続け、うだうだと撮りためていたドラマやバラエティーを見始める。整理整頓や、水槽の手入れでもしながら見ればいいものを、ちーんとラグに座って、ざしきわらしのように過ごすのだ。布団やクッションまで持ち込み、いつでも横になれる環境作りも抜かりない。

 

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恥ずかしいですがこれがリアル ざしきわらしの定位置

「あぁ、だめだ。こんなことではだめだ」と思っているうちに、昼ニュースの時間になる。この時間を迎えると、病的に各局のニュースをチェックし始める。「富山は平和なのか?うっかり落としてしまったニュースはないか?」などと思いながら、くまなくチェックする。報道記者や報道デスクあるあるの行動だ。そして平和であることを確認したら、再び気が緩み始める。

 

お昼のワイドショーを見たり、漫画を読んだりしていると、気付いたら15時だ。「こんな日があってもいい」と最初から割り切っていればいいのだが、貧乏性のため「あぁ。何も休みらしいことをしないまま1日が終わっていく・・・」と焦り始める。

 

「何かしなければ、何かしなければ」と思い、「よし、はま寿司に行こう」と思いつく。確か今「うに祭」をしていたはずだ。川口春奈が「はまい!」と言いながら、うにつつみを美味しそうに食べるCMが気になっていた。うにつつみ。うにを手巻き寿司風にした一皿だ。110円で食べられるなんて夢のようではないか。

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はまい!

15:30 私は客が少ない時間を見計らってはま寿司に行き、テーブル席にどっかりと座ってうにつつみを注文した。平日は99円だった。うにをこんなに低価格で提供してくださるなんて、はま寿司さんの企業努力、心意気を感じる。うに、おいしい。何皿か注文する。

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平日は一皿99円でした

少しだけ「ああ、休みを満喫したなぁ」という気になり、帰ってきてまた各局の夕方ニュースをチェックする。なんとも生産性のない1日である。

 

夜もトレーニングをしたり、部屋の整理整頓をしたり、凝った料理を作ったり、仕事がある日は疲れてなかなかできないことをすればいいのに、結局、なんか適当なものを食べながら、好きな人からのLINEにうひひと返信し、だらだらと過ごしてしまう。

 

最近仲良くなった友人から「充実した休みだった~ 走る→車直す(洗車もしてもらえる)→ランチ→銭湯→洋服購入→コンタクト更新」とLINEが来た。

 

そうそう、充実した休みってこんな感じなのよ、と憧れる。「私と何が違うんだろう?」と分析してみると、まず、朝走っているところから差がついているのだ。また、やるべきこと・やりたいことがリスト化されていて、それをひとつひとつこなしている感じもうかがえる。実際スタイルもいいし、仕事もできる。

 

それに比べて私は何だ。うだうだとざしきわらしのように過ごし、うにだけ食べて終わっていく休日。体もだらしなく太り、苦手な仕事が降りかからないよう「南無阿弥陀仏」と念じながら過ごす日々。

 

もーー。書きながら嫌になる。こうして人として差がついていくのだ。

うにだけ食べて終わった休日を教訓に、私は生産性のある休みの過ごし方を少しずつ開拓していくことになる。


休みの日の過ごし方②につづく